“片端フリー構造”により、汚れが堆積しにくくなっています。
あわせて、独自のエアバックウォッシュ方式(特許第3887072)により、より効果的な洗浄をすることができ、ろ過能力を維持できます。これら洗浄時には、ろ過液をほとんど使用しないため、高い回収率を得られます。
[例]原水:地下水、流量:2.5m³/hr 濁度:2-4 逆洗間隔1回/30分→回収率97.6%
- 外圧全ろ過
- 親水化PVDF
- MF
デッドエンドの頂点を目指す。
独自の分割構造を採用、高濁度原水のろ過に特化したモデル
- 用途
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- 各種研磨剤・有価物の回収・濃縮
- 純水系排水、砂ろ過逆洗水の回収
- 地下水・河川水の除濁・除鉄・除マンガン
- 食品製造・精密洗浄工程水の除濁排水・排液の処理及び回収
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特長
親水化PVDF膜の採用
耐薬品性と強度に優れるポリフッ化ビニリデン(PVDF)に親水化処理(PVAコーティング)をすることで、汚れがつきにくくなっています。
0.02μmで高い透水性を確保
独自の製膜技術により、孔径0.02μmを達成。限外ろ過(UF)に近い分離性能を持ちながら、精密ろ過(MF)並みの透水性を確保しています。
独自の構造と洗浄方法
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ろ過をすると膜の表面に懸濁物質が付着します。
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エアバックウォッシュにより膜表面に付着した懸濁物質が剥離します。
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エレメント下部からのエアスクラビングにより懸濁物質をさらに剥離します。
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膜表面はきれいになりろ過性能が回復します。
コンパクト・低コスト
全長約1mと、一人でのハンドリングが可能です。また、カートリッジ式なのでエレメント(中身)だけ交換することが可能です(<ピューリア®>GSとの互換性あり)。その分、ランニングコストを低減できます。
ろ過原理
電子顕微鏡写真
分離性能
設置例
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フローシート
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仕様
型番 モジュール SL-5101U-S4(M02-100) エレメント SLE-5101U(M02-100) ハウジング SLH-S4 エレメント 公称孔径 0.02μm(90%カット) 膜面積 28m² 初期透水速度[L/hr・mod・0.1MPa)]※1 10,000以上 材質 中空糸膜 PVAコートポリフッ化ビニリデン 接着剤 ウレタン樹脂 ハウジング 外径寸法(直胴部×高さ:mm) Φ189×1,160 材質 本体 ステンレス(SUS304) O-リング シリコンゴム 使用条件 ろ過方式 外圧全量ろ過 最高使用圧力 0.5MPa 最高膜内外差圧 0.3MPa 最高使用温度 40℃ 常用PH範囲※2 1~10 モジュール重量(kg) 約45kg(満水時) 約25kg(水無し時) - ※125℃の清澄水をろ過した場合の初期流量
- ※2薬品洗浄時は上記範囲を超えての使用が可能です(問い合わせ下さい)
この製品を使用している、関連製品
関連製品
- <ピューリア®>GR
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- <ピューリア®>SF
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